健康・ecoそうじ術

お掃除術

ラクラク・カンタン!忙しい、時間がないあなたへ

毎日の床そうじとダニ対策編
ダニや花粉って見えないだけに、気になりませんか?

花粉ダニ花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、気になる病気の原因のひとつが、花粉やダニの死骸・ふん等のハウスダスト。
このハウスダストの潜む所として、カーペット、畳、ふとんも多いけれど、最近では住宅床面積の8割ほどを占める、フローリング床が大きなポイント。
フローリングの床は、目に見えるホコリや髪の毛が気になりますが、実は、花粉、ダニの死骸、ダニのふんなど、目には見えないたくさんのハウスダストが積もっています。
これは、ちょっとした空気の動きで簡単に舞い上がりやすいので、いきなり掃除機をかけることは、床に積もったハウスダストを排気によって空気中に撒き散らしているようなもの。
また最近の掃除機は吸引力が強力でとても便利な道具ですが、それは同時に、消費電力が大きくて、長く使えば電気代もかさむということ。
おまけに、エネルギーを使い、二酸化炭素を増やしてしまいます。

  • ラクラク、カンタンで、時間がかからない
  • ハウスダストも除去できて、家族の健康に役立つ
  • 電気代も節約できる
  • おまけに地球環境にも貢献できる

そんなおそうじ方法、どうしたら良いんでしょう?

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たまの念入りより、毎日サッサのカンタンそうじ!
まずは一般家庭の8割以上の床面積を占める

フローリング、クッションフロアの床そうじ

貴女!いきなり掃除機がけしてません?

全国の20才代〜60才代の主婦を対象にしたある調査によると、後でモップやぞうきんをかける方も含み、毎日のお掃除でおよそ9割以上の方が、まず最初に電気掃除機をかけています。

でも家中を掃除機がけって、重いし、うるさいし、時間もかかってけっこう大変ですよね。最近の掃除機は吸引力も強く優秀だけど、それは同時に騒音も大きく、排気の勢いも、電気代もスゴイというと。

アトピーや花粉症などアレルギー性疾患の元凶と言われる、室内のハウスダスト(ダニの死骸やふん、花粉など見えない小さなホコリ)は、小さいだけに少しの空気の動きでも簡単に舞い上がって空中を漂い、数時間かけて夜の間にゆっくりと床などに降り積もります。

朝いきなり掃除機では、積もったハウスダストを再び、空中にばらまいているようなもの。
これでは、キレイにしたつもりが、かえってお部屋の空気を汚していることになります。

また強力な掃除機の消費電力は1kwほどで、エアコンと同程度の電力を消費します。
毎日30分掃除機を使うと、一ケ月では約15kwhの電力消費。
電気代にすると一月約350円、年間で約4200円となります。

だから、フローリングのお掃除は まずモップ、後で掃除機がGOOD!

ララモップは、軽くて静かでサッと使えてとっても便利。 そして小さなハウスダストまで吸着剤で絡めとって、 空気中に舞い上げません。 大きなゴミや髪の毛などはモップで集めるようにして、 まとめて掃除機で吸い取ると、電気代もオトク! 掃除機の目詰まりも随分マシになります。 この時モップに付いた綿ぼこりやゴミも掃除機で吸い取っておくと、 モップからゴミが落ちる事もなく、次も気持ちよく使えますよ

足ざわりは良いけど、お掃除がやっかいな カーペット、ラグなどのお掃除

布・毛・綿は、ダニのすみかになりやすい

カーペット、ソファ、ぬいぐるみ、ふとん、マクラなど、 柔らかく、起毛のあるものにはどうしてもダニが発生しやすくなります。 また、ダニは一年中、居なくなる事はなく、寒い時期には一旦減りますが、暖かくなるにつれその数は急激に増加して行きます。

カーペットのハウスダストに有効なのは掃除機がけ

掃除機がけ

しかし強力な掃除機でも、1方向だけの素早い掃除機がけでは、 大きなゴミはとれてもハウスダストはかなり残ってしまいます。 掃除機がけのポイントは?

  1. 毎日 毎日がムリでも、なるべく頻度を増やす!
  2. 十文宇がけ タテ・ヨコ2方向、前後往復で掃除機がけ
  3. 30秒/㎡以上 1帖をゆっくり1分間ほどかけるのが目安

あらかじめ、ハウスダストをまとめて固める市販のスプレーを使ったり、掃除機の排気が、まだお掃除できていない所に向かないようにすれば、ハウスダストを舞い上げることも少なくなります。 (スプレーを使う時は、量・頻度・使用方法に注意!) 最後に、掃除機では取れない絡んだ髪の毛などを粘着コロコロで取ります。 (ただし、毛足の長いラグなどはくっついて取れなくなるので要注意)

たたみのお掃除

たたみの繊維に入り込んだハウスダストが取れにくい

たたみは余計な水分を嫌うので、毎日のぞうきんがけはオススメできません。 不織布のワイパーも良いけれど、繊維の間やヘリの隙間が取りきれません。 化学モップは押し付けると吸着剤がしみ込む可能性があるので、気をつけて。 お掃除の最初に、モップに綿ぼこり等が付いてない状態で、フワッと軽く押し付けないように表面に積もったハウスダストを取るのがコツ。

その後、掃除機をかけるのが有効

ただし、たたみの目に沿って、優しく繊維を傷めないようにかけること。 掃除機の排気が、まだお掃除できていない所には向かないようにすれば、ハウスダストを舞い上げることも少なくなります。

床そうじは、まずモップ』にすると?

家で一番面積の広いフローリングのお掃除を、最初に掃除機がけではなく、「まずモップがけ、その後集めたゴミを掃除機で吸引」という手順にすると、

  1. ラクに手軽に、素早く、静かにお掃除ができ、時間短縮
  2. ハウスダストを舞い上げず、お部屋の空気がキレイ
  3. 掃除機を使う時間が短縮でき、電気代を節約
  4. Co2の排出削減にも役立ち、地球環境にも貢献

一日15分だけ掃除機の使用を減らせば、

1軒あたり1ケ月で7.5Kwh、1年間で90Kwhの電力削減
→電気代にすると、1年間で2,070円の節約
→Co2にすると、1年間で32.4kgの排出削減

杉一本のCo2吸収量を年間14Kgとすると
→杉2.3本分と同じCo2削減効果

滋賀県内の30万世帯が、この「まずモップ、後で掃除機」をして頂くと
→杉69万本、766haの森林と同じCo2削減効果 自宅でできる地球温暖化対策、貴女も一緒にどうですか?